日本人は貯金好き!?

日本人は貯金好きと言います。
この貯金好きのせいで、日本の景気は良くなりません。
日本の景気が良くならない根本原因の一つは、日本人の貯金好きです。
逆に、日本人が貯金好きでなければ、日本の景気はもっと良くなります。
なぜか。
それは日本人が貯金をしなくなるということは、その分お金を使うことになるからです。
お金を使えば、お店や企業が儲かります。
すると、そのお店の従業員や企業の社員のお給料が増えます。
これが景気がいいということです。
実に単純です。

 

しかし日本人は貯金が好きなので、もらった給料を使わずため込んでしまいます。
いっそ使ってしまえば、景気が良くなって、回り回って自分の給料も良くなるのですが、それが出来ません。
貯金の10%を強制的に使わせるような法律が施行されれば、景気はかなり上向くと思います。
もちろん無理でしょうけど。


日本人の貯金好きを助長したもの・・・

日本人は元々文化的にも遺伝的にもリスクを嫌います。
ですから、日本人は元々貯金が好きということです。
しかし、この日本人の貯金好きに拍車をかける出来事がありました。
それはバブル崩壊です。
バブル期では、日本人は給料を消費と投資に向けていました。
給料が良かったので、使ってもまた入ってきますから、どんどん使っていました。
もう一つは、投資ブームがやってきたので、投資にお金を向けていました。
株価や土地の価格が値上がりし続けたので、そこにお金を回したのです。
一般人でも。

 

日経平均株価は4万円近くまで上がりました。
今の水準の倍ですね。
アベノミクスの前の段階だと4倍以上の水準です。
土地や住宅価格で言うとこんなエピソードがあります。
土地は転がして儲けるためのものだから、お金持ちの芸能人なども手を出していました。
不動産屋からファックスが届いて、このような土地がいくらで売りに出されていると情報が書いてあるので、それを確認します。
そして、その実際の土地も見ないで、その土地を買いますと不動産屋に連絡します。
見もしないのに何千万で買うわけです。
すると1週間もすれば値上がっているので、すぐに売ってしまいます。
何百万か1千万の利益が上がったそうです。
それをずっと繰り返していくそうです。
土地を見もしないなんて、完全にお金のためだけの土地ですね。
投資商品になっていたようです。


バブル崩壊で倒産や自己破産が相次いだ訳

しかしそのバブル経済もいずれ崩壊します。
株や土地をやっていた人は、値下がりの影響で損害を受けます。
1000万円で買ったものが500万円まで下落すれば500万円の損失です。
株式公開をしていたような大きい企業はバブルが崩壊しても簡単にはつぶれませんので、株がゼロ円の無価値、紙くずになることはありません。
しかし、バブルで倒産したという話をよく聞いたと思います。
これは何のことでしょう。
株を発行している上場企業は倒産はしません。
問題はそれらの株を買っていた人たちが、値下がりのあおりを受けて倒産したということです。

 

しかしよく考えてみてください。
1000万円の株価が500万円になったところで、残り500万円残っているわけですから、倒産するほどではないですよね。
自己破産するほどではないですよね。
ではなぜ、倒産自己破産が相次いだのか。
それは、株や土地を買うためのお金を借金していたからです。
自分や会社の資金で1000万円を出して株、土地を買っていたわけではなく、借金をして買っていたのです。
すると、1000万円の株を買って500万円に値下がりしたところで売ってしまったら、借りた1000万円と利子は返せません。
500万円以上の負債を抱えてしまうことになります。
こうしてお金が返せずに倒産してしまったのです。

 

こうやって倒産した会社は、投資を専門に行う投資会社ではありません。
日本には投資会社という物はとても少ないです。
倒産して行ったのは、本業では投資を行っていないような会社でした。
株や土地で儲かる時代でしたから、本業以外の投資にも手を出した企業がとても多かったのです。
これは上場しているような大企業でも多かったのです。
ですから、とてもたくさんの企業が株や土地を買うために借りた借金を返せなくなって倒産して行ったのです。
同じ様に、上場しているような大企業もお金を借りて投資をしていましたので、借金を返せなくなったり、借りていなかったとしても損失を被って、企業業績が悪化し、さらに株価が下がって景気を悪くさせるという負の矢印が働いてしまっていました。
土地の価値がゼロ円になるなんてこともありえませんが、これも株価と同じ事です。


日本人の貯金への価値観の転換期

しかし、株や土地というリスク資産への投資のために銀行がお金など貸すのでしょうか。
貸していたのです。
当時は景気が良すぎて、お金を貸してもすぐに帰ってくる時代でした。
金利もものすごく高かったのです。

ですから、銀行はお金を貸せば貸すほどぼろ儲けできた時代だったのです。
銀行側が営業してきて、借りてくださいと言ってきた時代だったのです。

 

このバブル崩壊で日本人は、投資が嫌いになりました。
恐怖心が植えつけられたのです。
加えてそこから続く20年物不況のせいでさらに財布のひもが固くなり、投資以外の消費へも向かなくなりました。
日本人の元来からのリスク嫌いに輪をかけて、消費嫌いの貯金好きにさせたのはバブル崩壊だったのです。

 

しかしやっと今アベノミクスで景気も上向き始めました。
株式や投資へ関心も深まっています。
このサイトでは、今株に興味を持った人がNISAをどう活用すればいいかを解説します。

 

 

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